
いつも親しくさせていただいている東海林秀樹先生が新刊を東洋書院より出された。
題して「四盤掛け秘法 【霊祟占付】」である。
題名の通り、九星の年月日時盤を用いた占断術の解説書である。
いままで、同種の著として、古くは某新興宗教の教祖が書いた「密教占星術」という著がロングセラーで出ている。内容は密教とはなんの関係もない「四盤掛け」そのものの内容である。
題名に密教を冠したのは、まあ信者集めの目的であろう。同著では、相生はすべて吉、相剋はすべて凶とかたづけられているが、これは大誤謬といってよい。
今回、東海林先生の著は、この部分に大きく切り込んでいる。すなわち相生相剋で吉凶が決まるのではなく、あくまでも星の象意を重視するという考えである。
巨征としては、この見解を全面的に支持するものであり、巨征が研究する高島正龍応用気学に通じるものを感じている。
研究者だけでなく、アマチュア愛好家も、ぜひ本書を手にとってほしい。従来のダメダメ気学から抜け出す一歩になると思う。