女流断易家の雪之靜先生から、待望の「現代断易実践 下巻」が発行された。
今度は私家版なので、鴨書店と原書房でしか入手できない。
さて内容であるが、
前半は雪之靜流の主張である「現代断易」の技法が古典断易との差異を示して解説してある。
具体的には、
用神多現の問題
十二運の取り扱い
六合卦と六冲卦
六神の取り扱い
神殺について
伏神と堤抜について
などの項目について、雪之靜流の見解が述べられている。
後半は、占例集であり、上巻中巻で発表されたものよりも、
より高度な判断が開設されている。
さらに、占的別の象意がかなりのボリュームを割いて解説されている。
断易家にとっては、この象意の部分だけでも、本書を入手する価値があると思う。
それぐらいの内容だ。
いずれにせよ、上巻や中巻で述べられていない内容であり、この三巻で雪之靜流は完結すると思って良い。
前巻と同様、高価であるが、これは秘伝奥伝の公開と思うべきである。
発行部数は極小数と考えられるので、研究者は絶版前に是非入手のこと。