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書評: 完全マスター紫微斗数占い 東海林秀樹 説話社 
東海林紫微本
 大家東海林秀樹先生の新作である。最近の先生の著作としては、正統派占術へ立ち返ったもので、われわれ同業者には歓迎すべきことである。

 大変面白く、15日に入手して16日に読み終えてしまった。自分自身、このスタイルの紫微斗数には素養が有ったので、難なく理解できたのである。30年ほど前、河野世稀也先生に弟子入りして習ったのが、このスタイルの紫微斗数である。ちなみにその時の同僚は件の東海林秀樹先生,月恩会の林慶仁先生、宿曜算命の分野で活躍される上住節子先生が顔を並べていた。そこでは、後ほど東海林先生が渡台して直に習うことになる潘子漁老師や正玄山人老師などの著作を回読していた。当時は紫微本は国内では鮑先生や阿部泰山全集の一冊、あるいは香草社のものしかなく、随分ユニークな紫微斗数に面食らったものである。

 さて同著であるが、紫微斗数の名前を冠していても、鮑先生や椎羅先生のそれとは大きく異なり、活盤と四化星(特に化忌星)の運用に重点を置いた構成になっている。
すなわち、命宮や夫妻宮など各宮に座している星の解釈は最小限、廟旺落陥などの星の輝度も太陽星太陰星以外は考慮しない、用いる星の数も甲級と乙級の一部に絞られている、など従来型の見方を徹底的に切り捨てている。その代わりに、各宮干から飛ばされる四化星が付着する星にどのように影響を及ぼすか、化忌星の飛ばし元の宮と飛ばし先の宮の関係の説明が詳しく開設されている。これは、従来我が国の紫微では台湾のそれと比較して弱かった部分と思える。これらの内容は東海林先生が潘子漁老師などに直接習った分野も多いと思うが、プロとして多くの実占を経験した上で掴み取った部分が大きいだろう。

 さらに、あくまでも従なる鑑法であるが、紫微を用いた占断や測局、風水に触れているのは有り難い。こういう見方も有るという解釈で良いと思う。
 説話社の出版物としては箱入り豪華本で価格も少々お高いが、ぜひ入手すべき一冊である。

書評:玄空飛星派風水大全 山道帰一著 太玄社刊HOME書評:玄空風水暦 太玄社刊

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