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【書評】断易の教科書 下巻 東洋書院刊 
断易の教科書下巻
 今般、上巻に続いて下巻が発売されたので早速入手。大変おもしろかったので一晩で読破した。有力な断易本が出版されるのは実に嬉しいことだ。今回の上下巻揃ったことで、九鬼盛隆、浜崎洋至につながる、令和の断易基本書が完成したと思う。術者は前述の九鬼本や浜崎本より先に本著を読破してほしい。

 さて下巻の内容であるが、占例集が中心であるが、上巻で述べきれなかった付随的な解説が加えられている。この解説がなかなかのもの。欲しい、知りたい事項が満載だ。

 本著のポイントは、占断結果の解説について断の部と象の部を明確に区別したこと、および吉の要素と凶の要素が複数絡んだ場合の判断方法の明確化である。

 前者については、吉あるいは凶という最終的な結果を「断」となして、それに付随する様々な物語を「象」となし独立して解説をしたものである。多くの占例集はこのあたりが不明確なものが多く、特に「象」の部分は、占者の勝手な妄想ととれる説明も散見された。あるいは、より詳細な状況を知る占者が、占いと関係なく説明を加えていたかもしれない。その点、本著は占断結果というエビデンスを根拠として「象」を解説している。これは極めて重要なことだ。

 後者については、初心者が一番苦手な部分だと思う。特に自分のことを占った場合は、吉の要素に目が行きがちである。某派のように点数化することも方法の一つであるが、点数化のロジックは極めて困難であり、恣意的な部分も見受けられる。

 なお、ネタバレになってしまうが、断易を用いた方位術として、「子孫の十二支の方位に移動する」という話である。かつて易八大師や歌丸光四郎師がその著書で公開しているが、なかなか面白い吉方位選定方法である。私も納音法と組み合わせて、よく利用している方法である。

 上巻を購入された方は100%購入されると思うが、断易に詳しい術士が本著だけ単独で購入しても嬉しい内容である。ぜひ手にとってほしい傑作である。

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