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占術エッセイ 第18回 
河野先生の教室では、正玄山人という名の台湾道教の道師が出していた紫微斗数の全集本を用いて勉強していた。

一冊2000円程度と極めて安価にもかかわらず、400ページほどの大著が5巻。非常に内容の濃いテキストであった。

内容的には、今まで我が国で全く発表されていない流派の奥伝の連続であった。
もちろん、先に述べた四化星の運用中心で命を見ていく。

それ以外に、兄弟宮や父母宮など重要とされていない宮の真意、実は財運はこれらの宮で判断することなどが述べられていた。

河野先生は、このような台湾書を原書房に委託販売させてもらっていた。
これを見て、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった某先生は大変遺憾であったとのこと。

何しろ、四化星の運用だけで秘儀伝授として一部の金満な弟子から50万円取っていたのだから。

  四化星の配付は、十干によって、主星に付着する。
  例えば自分の場合、命宮の天機星に化権星が付着している。これは生年干である丙から算出した物であるので、生年四化となる。

  そこで天機星の象意である、天の機密を知ることに、化権星の象意である権威、権力の意味が加わる。

  命宮干の丁より、化禄星が大陰星に付着する。自分の場合大陰星は夫妻宮にある。命宮は自分を表し、夫妻宮は配偶者を表す。
  解釈としては、化禄星は財を表すので、自分がいくら稼いでも、すべて妻に持って行かれる、と解釈できる。これが命宮四化である。

  このように四化(化禄、化権、化科、化忌)は星の性質の変化を示し、運勢判断において非常に重要である。

  特に「忌星」に関する詳細な解釈が多く、12種類の「棋忌」(逆水忌、順水忌、進馬忌、退馬忌、糾纏忌、循環忌、是非忌、反弓忌、折馬忌、洩出忌、入庫忌、絶命忌)とその定義が示されている。

  化忌は必ずしも凶を意味するわけではなく、その影響は入る宮位や他の星との組み合わせ、さらには生年干の化忌星との関連によって様々に変化する。

こんな感じで、河野教室は進められた。
何もかもが新鮮であった。

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