方位マイスター林巨征の公式サイトです。

林巨征公式サイト
占術エッセイ 第22回 
高島正龍先生の著作である「八陣の秘法」に従って解説する。
天の巻、地の巻、人の巻と三巻に渡る。


その中で地の巻は「金函玉鏡」というタイトルである。
高島先生は金函玉鏡を方位術ではなく、生年月日を基にした命理術として先天運や後天運を見ている。

むしろ方位術としては使用できないと断定している。
それならばそれに替わる方位術を提示すべきだと思うのだが。

これは、戦後では最初に金函玉鏡を解説した内藤文穏先生に従ったものだ。
内藤先生は最初に透派の遁甲を、後には挨星法を方位術として提示している。

一方戦前では柄沢照覚の八門遁甲秘伝にあるように、金函玉鏡を方位術としてみなしている。

この辺の事情は、それぞれ自分の術を前面に押し出すための事情もあるだろう。

望月治先生のように、相談を受けた日の金函玉鏡盤によって占断に使う先生も存在するが。

本来、気学が専門であった高島先生が、なぜ金函玉鏡に拘ったのか。
これは、日の九星の配付が諸説紛々で、どれが正解か見つけられなかったのだと思う。

実際に、出版物の経緯を見ると、初期の「高等気学陰陽同会法」「気学用神論」「競馬の気学」あたりまでは九星日盤を使用していたが、九星万年暦については特に言及はなかった。

後期に出された「八陣の秘法」では、日盤九星については全く言及されず、むしろ「裏本命星」をはじめ、金函玉鏡を命理で使用する話が中心であった。

これはこれで一つの見解であると思う。
また、台湾では日家紫白の名称で暦には載っているものの、重視されていない。
あるいは、田中胎東流のように陰遁陽遁の差を認めない流派が残っている。

自分の見解であるが、自分は日の九星は方位取りでは用いていない。
べつの素晴らしい術が存在するからだ。

HOME占術エッセイ 第21回

風水*happy*方位術

風水*happy*方位術

ニュース

カテゴリーリスト

書籍のご案内