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書評 通書2021年版 鐘福堂 山道帰一著 
tuusyo2021

 太玄社より、2021年の通書が発売された。

 タイトルには「一年の縁起の良い日が一目でわかる便利な暦」と記載されている。
我が国における九星を中心とした運勢暦のようなものだが、台湾では様々な「擇吉避凶」の技法を駆使した、毎日の吉凶が詳細に記載されている。

 本著を用いて冠婚葬祭、商談、契約、開店開業、移転、旅行、など様々なイベントの日取りを行う。
一言で言えば、時間の「縁起」を推し量るバイブルであると言える。

 我が国では、この手の書物は戦前までは神宮が発行していたのだが、戦後発行できなくなってしまい、神明館など少数の民間出版社から、九星気学をよりどころにした運勢暦が毎年出版されるのみであった。要は、この「擇吉避凶」という習慣が廃ってしまったということであろう。

 本書の発行によって、我が国でも「擇日」というアクションに対して、認知が広まることを期待するものである。また、今回二年目の出版であるが、毎年末永く続いてほしいと願うばかりである。

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書評:欽天門紫微斗数運命学 
欽天門ひさびさの書評である。
今回は欽天四化派の紫微斗数本である。こちらは、皆様よくご存じの飛星派と異なり、使用する星の数は一四種類と最小限に押さえ、その代わり化禄、化権、化科、化忌の四化星を運用することによって、詳細に運命を見ていく紫微斗数の流派である。


自分は、この流派とは少し馴染みがある。35年も前の話であるが、河野世希也先生に紫微斗数を習いに通っていた時、台湾書を輪読していた。そのとき蔡明宏先生の著作がまさにこの流派であり、四化星の運用に刮目した覚えがある。
何しろ当時は紫微斗数の出版物など国内では阿部泰山全集の一冊あるいは香草社のものか、ようやく鮑黎明先生の著作が出始めた頃であった。


国内では以前に田中風州先生が出版されただけで、あまりなじみの無い内容だと思う。また、化忌星を凶星とは捉えていないのも大きな特徴だ。あまり、ボリュームがある著作ではないので、すぐに読破でき、ある程度の判断も可能である。


本書は、非常に専門的であるにもかかわらず、極めて廉価である。一人でも多くの術士に本書が行き渡り、欽天四化派を広めたいという著者の意思であろう。素晴らしい入門書がまた登場した。

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書評:神木探偵 駒草出版刊 
神木探偵 今回は占いとは関係ないが、大変興味深い著作が発売されたので紹介する。本田不二雄先生の「神木探偵」である。先生は宗教書に強いライターであり、本著も、素晴らしい写真もさることながら、詳しい考察がなされている。
 日本全国、様々な神社仏閣に存在するご神木を、写真付きで解説したものである
 
 先日、羽田守快先生が、「本から神気が出ている」とFacebook上でご推薦されていたので、どうしても欲しくなり、早速入手した。手に取って見るとわかるが、ご神木の解説書というよりも、写真集といった感じである。解説文よりも、圧倒的にカラー写真が多いのである。その写真がまた非常に特徴的で、まさに紙面より神気が出ている状態である。

 私が専門とする方位術の中で、「木気法」という技法がある。これは吉方位に移動して、現地の「木
」に関係するアクションを実行することである。具体的には森林浴や杭打ちなどであるが、これだけ神気の強いご神木を目の当たりにすると、「木気法」に取り入れてもよいかと思う。

 残念であるが、今はコロナ禍によって、方位取り旅行もままならないと思う。せめて、本著作を通じて、神気を受け取って欲しい。

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【書評】鐘福堂版 通書  
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 山道帰一先生が、太玄社さんより新刊を出されたので、書評を行う。
「通書」という題名であるが、台湾で毎年発行される暦のことで、我が国における数あまたの高島運勢暦に相当する。

 本書の目的は、日取りに用いる目的で毎日の吉事凶事を中心に、日ごとの情報が満載されている。本書を手に取って見ればわかるが、500ページを超える大著である。これは我が国と違って、日選びが庶民の生活に密着しているからだと思う。

 我が国では、「日取り」そのものはあまり重視されていなく、せいぜい九星気学の日盤を用いた見方ぐらいであった。そもそも本書のような精密な通書が発行される土壌が存在しなかったのである。

 本著は年刊であるので毎年発行されていくと思うが、きっと毎年進化していくと思う。ぜひ毎年購入していきたい大作である。これだけのものをまとめ上げた山道先生の努力を賞賛したい。

 なお、本書にも毎日の紫白九星が掲載されているが、当然台湾式である。飛泊も陰遁陽遁で異なる。国内の気学を学んできた方は、ご自分が使用する暦とは異なるので注意されたい

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書評「断易入門講座」上下巻 雪之靜著 
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 久々の書評である。東洋占術関連の著作が発売されることは、あまり頻繁では無いだけに嬉しいものだ。今回は非常に優れた断易本が発表されたので紹介する。
 著者は雪之靜先生、断易の大家であるが、今まで出版活動は控えめであった。過去に私家版の断易専門書である「現代断易実践」上中下巻とその市販書である「奥伝断易秘法」上巻が発表されていたが、「奥伝断易秘法」に至っては、出版社の不実により下巻が出ずじまいであった。
 
 今回の書籍は、八幡書店という占いよりもオカルトを得意とする出版社からで、少々意外であったが、同社より「断易精薀」という古典的名作が発行されており、その入門編という位置づけで今回の出版があったようだ。
 従って、断易の専門書というよりも、初心者を対象とした「断易の教則本」といった雰囲気である。教則本らしく、所々に練習問題がドリル形式ではいっている。さらに実占例が非常に多く掲載されている。ある程度の熟達者は、この例を熟読してほしい。


 内容であるが、初心者からある程度の熟達者まで、大変わかりやすく、断易の実力が身につくと思う。しかも、初めて断易を習うビギナーにとっても、本著だけで相当高いレベルまで達することができる。覚えるべき内容がすべて網羅されているのだ。

 また下巻には納甲表が付録についており、別途購入する必要が無い。八面サイコロを色違いで2個買う必要は有るが。
 本著は上下巻に分かれているが、是非両方とも購入してほしい。とはいっても併せて6000円程度であるので、専門書としては非常に廉価である。

 断易の基本書として末永く残ってほしい著作である。


 

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